特集 じっくりじんわり神経診察―実臨床での胆力をつけるために
基本的な診察法
脊 髄
安藤 哲朗
1
Tetsuo ANDO
1
1安城更生病院神経内科
キーワード:
頸椎症
,
腰椎症
,
腰部脊柱管狭窄
,
間欠性跛行
Keyword:
頸椎症
,
腰椎症
,
腰部脊柱管狭窄
,
間欠性跛行
pp.1131-1134
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_1131
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Summary
▪脊髄病変の症候は,神経根症と脊髄症に分けられ,脊髄症はさらに髄節症候と索路症候に分類できる.高位診断に重要なのは,神経根症と髄節症候である.
▪C5/6椎間にはC7髄節があり,脊髄下端部はL1/2椎間で終わるなどの脊髄と脊椎の高位のズレを理解するのが重要である.
▪筋,感覚,反射の髄節を意識して診察することが必要である.
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