特集 在宅医療を始める! 実践する! 連携する!
座談会
今後の地域医療で求められる在宅医療とは
木村 琢磨
1
,
川越 正平
2
,
鈴木 央
3
,
小西 竜太
4
Takuma KIMURA
1
,
Shohei KAWAGOE
2
,
Hiroshi SUZUKI
3
,
Ryota KONISHI
4
1北里大学医学部地域総合医療学
2あおぞら診療所
3鈴木内科医院
4関東労災病院救急総合診療科
pp.1017-1025
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_1017
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木村 本日は「今後の地域医療で求められる在宅医療とは」というテーマでお話を伺いたいと思います.生活面を含めて患者さんを支えるという意味での在宅医療について,鈴木先生,川越先生のお2人に伺いたいと思います.小西先生は,医療全体のマネジメントや情勢にお詳しいので,幅広い観点からオンライン診療なども含めまして伺いたいと考えています.
まずは私から自己紹介をいたします.私は医学生のときに鈴木先生のお父様の診療所で実習をして感銘を受けました.同じころ,川越先生らが開催していた勉強会にも参加し,総合診療や在宅医療に興味をもちました.在宅医療は自分の勉強にもなるのはもちろん,若い先生方にも教育的な場であると常々思っています.
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