特集 内科医と睡眠障害―睡眠障害の診断と治療をプライマリ・ケアに
睡眠時無呼吸症候群
睡眠呼吸障害の病態生理
高井 雄二郎
1
Yujiro TAKAI
1
1東邦大学医療センター大森病院呼吸器内科(睡眠時呼吸障害センター)
キーワード:
顎顔面形態
,
呼吸不安定性
,
上気道筋反応性
,
覚醒閾値
Keyword:
顎顔面形態
,
呼吸不安定性
,
上気道筋反応性
,
覚醒閾値
pp.1109-1111
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika120_1109
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Summary
▪睡眠呼吸障害の最も代表的な閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)において,近年①顎顔面形態的要因,②呼吸調節系の反応性(LG),③換気ドライブの増加に対する上気道筋の反応性,④覚醒閾値による病因モデルが提唱された.
▪これら疾患多様性(phenotype)を理解することは,OSASの個別化医療につながるものである.
© Nankodo Co., Ltd., 2017