胸部外科医の散歩道
気管支鏡の修練と医工連携
池田 徳彦
1
1東京医科大学呼吸器・甲状腺外科
pp.970
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu78_970
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- 文献概要
私の外科医生活は1986年に始まり,現在までの約40年間で大きな創での手術がいつの間にか胸腔鏡手術,ロボット支援手術と変容しました.常に修得すべき新規技術を追ってきた気がします.悪性腫瘍の薬物療法も画一的な化学療法レジメンからゲノム解析,分子標的治療,免疫チェックポイント阻害薬の開発により個別化治療が日常臨床となりました.薬剤も次々に登場し,すでに覚えきれなくなっています.
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