胸部外科医の散歩道
変わるサージカル・マージン
飯笹 俊彦
1
1千葉県がんセンター病院
pp.160
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu76_160
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肺癌の外科治療に携わりたくて呼吸器外科医を志し,もうすぐ40年となる.医療機器,医療システムなどが自動化,機械化,電子化されるなか,肺癌に対する外科手術も大きく変化してきた.最近,呼吸器外科医の手術に対する意識の変化はどうだろうかと考えることがある.外科的切除縁,いわゆるサージカル・マージンは呼吸器外科医にとって掟のようなものであり,今も昔もあまり変化していないのではないだろうか?
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