1枚のシェーマ
僧帽弁再々置換術と三尖弁再置換術
宮入 剛
1
1聖マリアンナ医科大学心臓血管外科
pp.668
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu72_668
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筆者の前任地の三井記念病院での症例である.72歳・女性であった.既往に僧帽弁狭窄症に対する直視下交連切開術,生体弁による弁置換術,機械弁による弁置換術があり,今回は術後15年目の弁周囲逆流に対する4回目の心臓手術であった.当時,三井記念病院ではこのような患者は珍しくなく,特に生体弁置換後の機械弁置換では,弁周囲組織の劣化が激しかった.
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