特集 アピアランスケア Up to Date
分子標的治療薬による外見変化に対するアピアランスケア
柳 朝子
1
Asako RYU
1
1国立がん研究センター中央病院 看護部/がん看護専門看護師
pp.248-251
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango27_248
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分子標的治療薬による皮膚障害1-3)
皮膚と同系列の増殖シグナルをもつ分子標的治療薬では高頻度に皮膚障害が生じる.EGFR阻害薬では主に皮膚乾燥・ざ瘡様皮疹・爪囲炎が生じ,マルチキナーゼ阻害薬では主に手足症候群・皮疹が生じる(表1,2).これらについて最新の治療とケアについて解説する.
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