Japanese
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特集 消化器外科再建術式up to date
2.食道切除術後の回結腸再建法up to date
Ileocolonic reconstruction after esophagectomy
小川 雄介
1
,
柴山 亮
1
,
藤澤 顕徳
1
,
下山 勇人
1
,
春田 周宇介
1
,
上野 正紀
1
Y. Ogawa
1
,
R. Shibayama
1
,
K. Fujisawa
1
,
H. Shimoyama
1
,
S. Haruta
1
,
M. Ueno
1
1虎の門病院消化器外科(上部消化管)
キーワード:
食道
,
食道癌
,
食道切除
,
回結腸再建
Keyword:
食道
,
食道癌
,
食道切除
,
回結腸再建
pp.1133-1138
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_1133
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食道亜全摘術後の再建法として,一般的には胃管再建が選択される.しかし,胃切除の既往や胃癌の重複があり胃を使用できない場合には,代替臓器として結腸や小腸を用いた再建が行われる.結腸再建は血流の安定性から血管吻合の付加が必須ではなく,頸部への挙上性が良好で,蠕動機能の維持が可能といった利点がある.本稿では,回結腸再建の手術手技について解説する.

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