Japanese
English
症例
二期的に腹腔鏡下手術を施行したde Garengeot herniaの1例
A case of de Garengeot hernia treated by a two-stage laparoscopic surgery
岡山 徳成
1
,
松尾 久敬
1
,
梅原 誠司
1
T. Okayama
1
,
H. Matsuo
1
,
S. Umehara
1
1洛西ニュータウン病院外科
キーワード:
de Garengeot hernia
,
虫垂炎
,
大腿ヘルニア
Keyword:
de Garengeot hernia
,
虫垂炎
,
大腿ヘルニア
pp.841-847
発行日 2024年6月1日
Published Date 2024/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_841
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
大腿ヘルニアは中年以降の女性に多く,しばしば小腸や大網が嵌頓し緊急手術が施行される.その嵌頓率はほかのヘルニアに比べて高いとされるが1),虫垂の嵌頓はまれでde Garengeot herniaと称されている.われわれは,虫垂嵌頓により膿瘍を形成したde Garengeot herniaに対して,腹腔鏡下手術で二期的に修復した1例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2024