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特集 外科臨床研究・臨床試験―どう計画し,どう取り組むか
I. 総論
8.外科医として知っておくべき医療統計学の基本
Medical statistics for surgical research
赤澤 宏平
1
K. Akazawa
1
1新潟大学医歯学総合病院医療情報部
キーワード:
推定
,
検定
,
多変量解析
,
交絡因子
Keyword:
推定
,
検定
,
多変量解析
,
交絡因子
pp.1198-1202
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_1198
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外科分野の臨床研究では統計解析がしばしば使われる.外科医は論文を執筆するときや論文を読む際に医療統計学の知識を身につけておく必要がある.本稿では,臨床研究で用いられる統計手法の基本を三つ述べる.一つ目は量的データの推定結果を使う際の留意点,二つ目は量的データの2群比較の検定手法を正しく使い分けるためのフローチャート,三つ目は多変量回帰分析を行わなければならない理由とロジスティック回帰分析の解釈である.
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