Japanese
English
特集 イメージング・ナビゲーション技術の現状と未来
I. 乳腺・内分泌
2.近赤外線装置を用いた副甲状腺の同定と甲状腺・副甲状腺手術
Near-infrared fluorescence imaging during thyroid and parathyroid surgery
高橋 剛史
1
,
堀井 新
1
T. Takahashi
1
,
A. Horii
1
1新潟大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
近赤外線蛍光装置
,
甲状腺手術
,
副甲状腺手術
,
副甲状腺自家蛍光
Keyword:
近赤外線蛍光装置
,
甲状腺手術
,
副甲状腺手術
,
副甲状腺自家蛍光
pp.11-17
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_11
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甲状腺手術における副甲状腺機能の温存および副甲状腺手術における標的病変の切除をサポートする技術として,副甲状腺の近赤外線自家蛍光を用いた観察法が広がりつつある.本法は投薬が不要であり,非侵襲的に副甲状腺の観察をすることが可能である.本稿では,近赤外線装置の具体的な使用方法と副甲状腺観察におけるポイント,本法を利用することで期待できる効果と現状の問題点について解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2024