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特集 外科手術と感染症
I. 総論
12. コロナ禍における周術期感染制御対策
Perioperative infection control in COVID-19 pandemic
中本 達夫
1
T. Nakamoto
1
1関西医科大学麻酔科学
キーワード:
COVID-19
,
周術期感染対策
,
222 nm far UVC
Keyword:
COVID-19
,
周術期感染対策
,
222 nm far UVC
pp.476-483
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_476
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染爆発から3年を経ていまだ出口はみえないが,周術期感染対策の基本は,個人防護具,ワクチン接種に加えて,ゾーニング,手術室内の圧管理と換気,環境消毒が重要であることにかわりはない.
紫外線を用いた空間除菌は以前から知られているが,近年では,中心波長222 nmのfar UVCが有人環境で使用可能な新しい紫外線として知られており,手術室における新たな感染制御デバイスとして有用な可能性がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2023