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特集 直腸癌術後の排便障害―低位前方切除後症候群(LARS)
II. 各論
5.LARSへの対応(保存的対応)
-2)骨盤底筋訓練/バイオフィードバック療法
Response to low anterior resection syndrome (conservative therapy) pelvic floor muscle training/biofeedback therapy
榊原 優香
1
,
野明 俊裕
1
,
荒木 靖三
1
,
玉置 裕香
1
,
白水 良征
1
,
石橋 英樹
1
,
大宮 俊啓
1
,
入江 朋子
1
Y. Sakakibara
1
,
T. Noake
1
,
Y. Araki
1
,
Y. Tamaoki
1
,
Y. Shirouzu
1
,
H. Ishibashi
1
,
T. Ohmiya
1
,
T. Irie
1
1くるめ病院
キーワード:
低位前方術後症候群
,
骨盤底筋訓練
,
バイオフィードバック
Keyword:
低位前方術後症候群
,
骨盤底筋訓練
,
バイオフィードバック
pp.1004-1009
発行日 2023年8月1日
Published Date 2023/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1004
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腹腔鏡手術やロボット支援下手術の普及や,デバイスの改良により,直腸癌に対する肛門温存手術の適応は増えている.低位前方切除後症候群(low anterior resection syndrome:LARS)は生活の質(QOL)を格段に低下させる合併症ではあるが,半数以上に起こるともいわれている.当院におけるLARSに対する骨盤底筋訓練とバイオフィードバック療法に関して概説する.
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