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特集 専門医必携 新外科手術書―新しい手術手技のエッセンス
IV. 大腸
5.剝離層を意識した腹腔鏡下低位前方切除術の手術手技
Surgical techniques of laparoscopic low anterior resection focusing on the optimal layer
小倉 淳司
1
,
上原 圭
1
,
相場 利貞
1
,
村田 悠記
1
,
江畑 智希
1
A. Ogura
1
,
K. Uehara
1
,
T. Aiba
1
,
Y. Murata
1
,
T. Ebata
1
1名古屋大学腫瘍外科
キーワード:
直腸癌
,
腹腔鏡下手術
,
低位前方切除術
Keyword:
直腸癌
,
腹腔鏡下手術
,
低位前方切除術
pp.506-512
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_506
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直腸癌に対する腹腔鏡下手術は,開腹手術と比較し,特にcircumferential resection margin(CRM)の確保という点においての非劣勢が十分に証明されていない1~4)(表1).当科では,より確実にCRM陰性を達成するために「剝離層を意識した」手術を徹底している5).本稿では定型的腹腔鏡下低位前方切除術の手術手技を解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021