Japanese
English
症例
胆囊捻転症の2例
Two cases of gallbladder volvulus
今西 謙太郎
1
,
陶守 貫人
1
,
宮内 俊策
1
,
河合 央
1
,
石崎 雅浩
1
,
西 英行
1
K. Imanishi
1
,
K. Suemori
1
,
S. Miyauchi
1
,
H. Kawai
1
,
M. Ishizaki
1
,
H. Nishi
1
1岡山労災病院外科
キーワード:
胆囊捻転
,
早期診断
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
Keyword:
胆囊捻転
,
早期診断
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
pp.1347-1350
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_1347
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はじめに 胆囊捻転症は,頻度は少ないが胆囊動脈の血流が途絶することで穿孔などもきたし致命的となりうるため,緊急手術を要する.胆囊捻転症は保存的加療では治癒しないため早期診断および手術を施行する必要がある.本疾患の診断はむずかしいが超音波検査やCTなどの画像検査が有用であるとされ,1例はCTにて術前診断しえた.当院で経験した胆囊捻転症の2例を若干の文献学的考察を加えて報告する.
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