Japanese
English
特集 消化管・膵神経内分泌腫瘍(NEN)の最新情報
II. 各論
5.NEN肝転移に対するインターベンショナルラジオロジー
Interventional radiology for liver metastasis in patients with neuroendocrine neoplasms
奥山 浩之
1
,
喜田 行洋
1
,
村上 あきつ
1
,
大北 仁裕
1
,
辻 晃仁
1
,
奥坂 拓志
2
H. Okuyama
1
,
I. Kita
1
,
A. Murakami
1
,
Y. Okita
1
,
A. Tsuji
1
,
T. Okusaka
2
1香川大学医学部附属病院腫瘍内科
2国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科
キーワード:
神経内分泌腫瘍
,
TAE
,
TACE
,
RFA
Keyword:
神経内分泌腫瘍
,
TAE
,
TACE
,
RFA
pp.1336-1340
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_1336
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor:NET)は進行が比較的緩徐であることや血流が豊富な腫瘍であることから,肝転移巣に対して以前より肝動脈(化学)塞栓療法[transarterial(chemo)embolization:TA(C)E]などのインターベンショナルラジオロジー(IVR)による局所療法が広く用いられてきた.近年さまざまな薬物療法が登場したことで,IVRを行う機会は減少したものの,切除・IVR・薬物療法を組み合わせた集学的治療が予後の改善には非常に重要と考えられる.
© Nankodo Co., Ltd., 2021