Japanese
English
特集 高齢者に対する消化器外科治療
II. 各論
4．高齢者胃癌に対する周術期対策
Perioperative cares for elderly patients with gastric cancer
小菅 敏幸
1
,
小西 博貴
1
,
塩﨑 敦
1
,
窪田 健
1
,
岡本 和真
1
,
藤原 斉
1
,
大辻 英吾
1
T. Kosuga
1
,
H. Konishi
1
,
A. Shiozaki
1
,
T. Kubota
1
,
K. Okamoto
1
,
H. Fujiwara
1
,
E. Otsuji
1
1京都府立医科大学消化器外科
キーワード：
胃癌
,
高齢者
,
手術
,
周術期対策
Keyword:
胃癌
,
高齢者
,
手術
,
周術期対策
pp.228-232
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_228
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高齢者胃癌の周術期管理においては，厳密な手術リスク評価，適切な術式選択および慎重な術後管理が重要である．手術リスク評価には，National Clinical Data（NCD）のビッグデータをもとに作成されたRisk Calculatorが有用である．術式選択や術後管理は，術後の肺炎や栄養障害の可能性も念頭において行う必要がある．高齢者胃癌の治療成績向上には，多職種によるチーム医療の実践が重要である．
© Nankodo Co., Ltd., 2020
