Japanese
English
症例
虫垂が絞扼帯となった絞扼性腸閉塞に対する腹腔鏡手術の1例
A case of strangulated intestinal obstruction caused by adhesion of the vermiform appendix as a band treated by laparoscopic surgery
沖田 充司
1
,
村上 正和
1
A. Okita
1
,
M. Murakami
1
1矢掛町国民健康保険病院外科
キーワード:
虫垂
,
腸閉塞
,
腹腔鏡
Keyword:
虫垂
,
腸閉塞
,
腹腔鏡
pp.79-82
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_79
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はじめに 絞扼性腸閉塞は,術後癒着を基盤に発症することが多く,日常しばしば経験する急性腹症の一つであるが1),虫垂自体が癒着をきたし,絞扼帯となって腸閉塞をきたすことはまれである.小腸への虫垂先端の癒着に起因したまれな絞扼性腸閉塞症例に対する,緊急での腹腔鏡による診断・手術経験を報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019