Japanese
English
症例
上行結腸癌治癒切除後9年目に発見され切除できた孤立性肺転移の1例
A case of resected solitary lung metastasis detected 9 years after curative operation for ascending colon cancer
佐々木 健秀
1
,
林 永規
1
,
岡本 佳昭
1
,
鈴木 亮二
1
T. Sasaki
1
,
N. Hayashi
1
,
Y. Okamoto
1
,
R. Suzuki
1
1千葉県循環器病センター外科
キーワード:
大腸癌術後
,
転移性肺腫瘍
,
術後5年以後再発
Keyword:
大腸癌術後
,
転移性肺腫瘍
,
術後5年以後再発
pp.162-166
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_162
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はじめに 大腸癌肺転移は,術後比較的長期経過後に診断されることが多く,術後8年以後に発見されることはまれといわれている.また,原発性肺癌と大腸癌肺転移の画像などでの鑑別診断は困難である.今回,上行結腸癌根治術後9年目に診断された肺転移の症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019