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特集 見逃してはならない腹部救急疾患の画像診断と治療
2.緊急処置を要する腹部救急疾患の画像診断と治療
-7)急性膵炎の画像診断
Diagnosis of acute pancreatitis imaging
小泉 大
1
,
佐田 尚宏
1
M. Koizumi
1
,
N. Sata
1
1自治医科大学消化器・一般外科
キーワード:
急性膵炎
,
改訂アトランタ分類
,
被包化壊死
,
WON
Keyword:
急性膵炎
,
改訂アトランタ分類
,
被包化壊死
,
WON
pp.729-732
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_729
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急性膵炎の多くは保存的治療で軽快するが,10~20%を占める壊死性膵炎では,しばしば局所合併症を伴う.4週間以上経過した膵仮性囊胞(PPC),被包化壊死(WON)では治療的介入を必要とすることが多い.近年,外科的治療のほかに低侵襲なインターベンション治療も開発され,治療オプションが広がってきている.どのタイミングでどのような治療的介入を行うかの選択が必要であり,そのために画像診断,特に造影CT所見が重要となる.
© Nankodo Co., Ltd., 2018