Japanese
English
特集 腹壁瘢痕ヘルニアの予防と治療
6.Component separation法による腹壁瘢痕ヘルニア修復法
Component separation technique for ventral hernia repair
佃 和憲
1
,
浅野 博昭
1
,
万代 康弘
1
,
矢野 修也
1
,
藤原 俊義
2
K. Tsukuda
1
,
H. Asano
1
,
Y. Mandai
1
,
S. Yano
1
,
T. Fujiwara
2
1岡山大学病院低侵襲治療センター
2岡山大学消化器外科/岡山大学病院低侵襲治療センター
キーワード:
腹壁瘢痕ヘルニア
,
component separation(CS)法
Keyword:
腹壁瘢痕ヘルニア
,
component separation(CS)法
pp.226-230
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_226
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Prosthesisの使用が躊躇される腹壁瘢痕ヘルニアの修復法として,component separation (CS)法を紹介する.CS法は腹壁の構成成分である筋肉や筋膜を分離することで可動性を増大させ,自家組織のみで巨大な正中の腹壁欠損を修復する術式である.術後に腹壁の筋肉に対する正の影響がある一方,短期成績は従来法に比し劣るなど,適応に関しての注意が必要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2018