Japanese
English
症例
腹腔鏡下十二指腸空腸吻合術を行った上腸間膜動脈症候群の1例
A case of superior mesenteric artery syndrome treated with laparoscopic duodenojejunostomy
二宮 繁生
1
,
折本 大樹
1
,
小川 聡
1
,
下田 勝広
1
S. Ninomiya
1
,
H. Orimoto
1
,
T. Ogawa
1
,
K. Shimoda
1
1臼杵市医師会立コスモス病院外科
キーワード:
腹腔鏡下手術
,
上腸間膜動脈症候群
Keyword:
腹腔鏡下手術
,
上腸間膜動脈症候群
pp.1387-1390
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1387
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はじめに 上腸間膜動脈症候群(superior mesenteric artery syndrome:SMA症候群)は,十二指腸水平脚が上腸間膜動脈を含む腸間膜根部と大動脈や脊椎との間に挾まれ通過障害をきたす比較的まれな疾患である.治療は栄養管理下に保存的治療が奏効する症例も存在するが,手術が必要となる症例も存在する.一方,近年では技術の進歩と症例の蓄積により,さまざまな手術が腹腔鏡下に行われるようになった.
© Nankodo Co., Ltd., 2018