脊柱靱帯骨化症up-to-date
序
吉井 俊貴
1
1東京科学大学 整形外科
pp.iii-iii
発行日 2026年4月25日
Published Date 2026/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_besei89_iii
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脊柱靱帯骨化症は,脊柱支持組織の異所性骨化を特徴とする疾患群であり,その代表である頚椎後縦靱帯骨化症(ossification of posterior longitudinal ligament:OPLL)は,1960年に月本裕国先生により剖検例としてはじめて報告された.以後,わが国を含む東アジアにおいて罹患頻度が高いことが明らかとなり,疫学,病態,診断および治療に関する研究は主としてアジアを中心に発展してきた.1975年には頚椎OPLLが厚生省特定疾患に指定され,調査研究班が組織されたことで体系的研究が進展し,基礎から臨床にいたるまで多くの知見が蓄積されてきた.
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