特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
序
pp.346
発行日 1987年10月15日
Published Date 1987/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905006
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免疫学的実験手法はいまや広く生物学・医学分野の研究において欠かせない基礎的技術の一つになっている。
この技術についてはすでに国の内外で数多くの集成が刊行されていることは周知の事実である。そこで,「生体の科学」編集室では今までの集成とは一味違ったものを企画してみた。その要諦は,1.古い技術でも基本的なものは改めて採録すること,2.一般的細胞生物学的研究にすぐに応用できるものに重点を置くこと,3.新しい工夫・考案はかなり特殊なものでも採り上げること,4.免疫学的手法を用いる上で問題となる落とし穴に注意を喚起すること,5.免疫実験操作そのものではないが深い関連性のある特殊技術をも紹介すること,6.免疫学そのものは対象外としたこと,などである。
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