足関節・足部疾患の最新治療
総論 病態・診断 評価法 わが国の足の外科領域における評価法の使用動向調査
井上 三四郎
1
1国立病院機構福岡東医療センター 整形外科
キーワード:
質問紙法
,
関節疾患
,
整形外科
,
足関節
,
治療成績
,
足部疾患
,
視覚アナログ尺度
,
文献研究
Keyword:
Ankle Joint
,
Foot Diseases
,
Joint Diseases
,
Surveys and Questionnaires
,
Treatment Outcome
,
Orthopedic Procedures
,
Literature Based Discovery
,
Visual Analog Scale
pp.2-5
発行日 2016年4月10日
Published Date 2016/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2016297861
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
2000年~2003年、および2010年~2015年の「日本足の外科学会雑誌」を基として、我が国の足の外科領域における評価法の変遷を調査した。その結果、2000年~2003年はのべ39個の評価法が使用され、その内訳ではAOFASが17本(43.5%)と最も多く、次いでJOAが6本(15.3%)、その他16本であった。一方、2010年~2015年には221個の評価法が使用され、内訳ではJSSFが164本(74.2%)と最多で、次いでAOFASが8本(3.6%)、VASが7本(3.1%)、SAFE-Qが6本(2.7%)の順であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2016