発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2003136900
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ステロイド大量投与を受けた100例について膝関節部における骨壊死病変の出現部位をprospectiveに調査した.ステロイド性骨壊死は内外側顆後方部分や骨幹部等に好発し,最も多い外側顆後方部分は大腿骨頭壊死とほぼ同程度の発生頻度であった.また,骨髄内血管床容積の少ない部分でより高率に出現する傾向が認められ,骨髄内の循環障害が骨壊死発生に大きく関与していることが示唆された
©Nankodo Co., Ltd., 2002