発行日 2001年10月20日
Published Date 2001/10/20
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2002109508
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挿管困難12例(男1例,女11例,45~77歳)に対して挿管用ラリンジアルマスクを用いて挿管を試みた.盲目的に挿管したのは7例,気管支ファイバーを併用したのが5例で,最初から気管支ファイバーを併用したのは2例,挿管時に必要としたのが3例であった.いずれもスムーズに挿管できた.開口障害があったのは8例で,うち5例が慢性関節リウマチの顎関節障害であった.ハローベストを術前より装着したのは3例で,うち1例は開口障害があったが,全身麻酔下では上下門歯間隔が広がって2.3cmとなり,気管支ファイバーを併用した挿管が可能であった
©Nankodo Co., Ltd., 2001