発行日 2000年10月25日
Published Date 2000/10/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2001111982
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軟部腫瘍のうち紡錘型・多形型細胞肉腫35例,粘液型肉腫19例のMRI所見について検討した.その結果,紡錘型・多形型細胞肉腫は,T2強調像,T1強調ガドリニウム(Gd)画像で不規則な信号を示し,T2強調画像で低信号,Gdで増強効果がない部分は壊死であった.腫瘍が小さい時期には,壊死をきたさず均一であった.一方,粘液型肉腫は悪性度が壊死をきたさない為,多量の水分をとらえてT2強調画像にて均一な高信号を呈した
©Nankodo Co., Ltd., 2000