海外に行くと言われたら-渡航前後の医学的問題について 基礎疾患を有する人の渡航
腎･泌尿器系疾患を有する人の渡航
伊藤 雄伍
1
,
長浜 正彦
1聖路加国際病院 腎臓内科
キーワード：
血液透析
,
食事療法
,
腎不全-慢性
,
入浴
,
腹膜透析
,
カテーテル感染
,
慢性腎臓病
,
旅行医学
Keyword:
Baths
,
Diet Therapy
,
Renal Dialysis
,
Kidney Failure, Chronic
,
Peritoneal Dialysis
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Travel Medicine
,
Catheter-Related Infections
pp.967-969
発行日 2017年5月1日
Published Date 2017/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017209341
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CKD患者,透析患者であっても日々の生活指導,栄養指導,透析が適切に行えていれば海外渡航を行うことは可能である.透析が必要な患者では,渡航先で確実に透析が行えるように渡航前に手続きを行い,渡航先で食事制限が必要になる.体調を考慮して事前に余裕のある渡航計画を立てることが重要であり,渡航先で不測の事態が起こった場合にも対処できるように準備をしておく必要がある.
©Nankodo Co., Ltd., 2017
