特集 NICU卒業生の予後と診療のポイント
先天性感染症 HBV・HCV
乾 あやの
1
,
藤澤 知雄
,
小松 陽樹
1済生会横浜市東部病院 小児肝臓消化器科
キーワード:
肝炎-B型
,
肝炎-C型
,
予防接種
,
B型肝炎ワクチン
,
Lamivudine
,
感染症垂直伝播
Keyword:
Lamivudine
,
Hepatitis B
,
Hepatitis C
,
Vaccination
,
Hepatitis B Vaccines
,
Infectious Disease Transmission, Vertical
pp.1215-1220
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020360837
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●2013年からB型肝炎ウイルスの母子感染予防は出生当日からのB型肝炎ワクチン接種となった。●現行のB型肝炎母子感染予防法でも予防不可能な例があり、世界的には妊婦に核酸アナログを投与している。●C型肝炎ウイルスに対してはワクチンが実用化されていないので母子感染の予防ができないが、現時点ではC型慢性肝炎に対する経口抗ウイルス薬(DAA)で成人でも数週間の投与で90%近い著効率が得られるようになった。
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