すべての内科医のためのHIV感染症-長期管理の時代に HIV感染症の合併症 非AIDS指標疾患を中心に
骨代謝異常
白野 倫徳
1
1大阪市民病院機構大阪市立総合医療センター 感染症内科
キーワード:
HIV Infection
,
Vitamin D
,
光子吸収分析
,
骨疾患-代謝性
,
骨粗鬆症
,
骨密度
,
アルゴリズム
,
疾病管理
Keyword:
Algorithms
,
Bone Diseases, Metabolic
,
Osteoporosis
,
Vitamin D
,
Absorptiometry, Photon
,
Bone Density
,
HIV Infections
,
Disease Management
pp.789-792
発行日 2015年11月1日
Published Date 2015/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016024550
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HIV感染者は非感染者に比べ有意に骨密度低下,骨粗鬆症,骨折の頻度が高い.生活習慣のほか,HIV自体や抗HIV薬が骨密度の低下に関与する.WHO骨折リスク評価ツール「FRAX」などを用いて,骨折のリスク予測の評価を行う.リスクに応じて,生活指導,カルシウムやビタミンDの補充,ビスホスホネート系薬の投与などを行う.
©Nankodo Co., Ltd., 2015