糖尿病治療 通説への挑戦 進化する科学知識は既存の糖尿病治療学に何を伝えたいのか 治療
薬物送達技術 非経口・非注射製剤 吸入,CSII,パッチポンプなど
清水 友章
1
1順天堂大学 大学院医学研究科糖尿病内分泌内科学
キーワード:
Glucagon
,
Insulin
,
糖尿病
,
経皮投与
,
吸入投与
,
ナノテクノロジー
,
インスリン持続皮下注入療法
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Administration, Inhalation
,
Diabetes Mellitus
,
Glucagon
,
Insulin
,
Nanotechnology
pp.609-614
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015158989
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近年の薬物送達技術の進歩に伴いインスリンはさまざまな形で投与することが可能となってきた.2014年には吸入インスリンが米国FDAで認可され,現在発売準備段階となっている1).そのほかにも持続皮下血糖測定システムを利用したインスリンポンプ療法も多くの臨床試験がなされており,まさに「人工膵島」が実現可能となってきている.
©Nankodo Co., Ltd., 2015