高齢者のリウマチ・膠原病はこう診る
高齢者のリウマチ・膠原病の特徴は若年者とどのように違うのか
天野 宏一
1
1埼玉医科大学総合医療センター リウマチ・膠原病内科
キーワード:
変形性関節症
,
関節リウマチ
,
リウマチ性多発筋痛症
,
エリテマトーデス-全身性
,
手関節
,
鑑別診断
,
巨細胞性動脈炎
,
分類
,
年齢因子
,
脊椎関節炎
,
顕微鏡的多発血管炎
,
RS3PE症候群
Keyword:
Age Factors
,
Arthritis, Rheumatoid
,
Diagnosis, Differential
,
Classification
,
Lupus Erythematosus, Systemic
,
Osteoarthritis
,
Polymyalgia Rheumatica
,
Giant Cell Arteritis
,
Wrist Joint
,
Spondylarthritis
,
Microscopic Polyangiitis
pp.363-367
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015112945
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高齢者に発症する関節リウマチや全身性エリテマトーデスは,通常の症例(若年者)と臨床像がやや異なる.高齢発症リウマチの鑑別診断として,リウマチ性多発筋痛症,RS3PE症候群,変形性手関節症が重要である.高齢者における不明熱では,巨細胞動脈炎や顕微鏡的多発血管炎などの血管炎症候群も念頭に置くべきである.
©Nankodo Co., Ltd., 2015