高血圧症 臨床の要点-JSH2014を踏まえたエキスパートからの提言 初診患者へのアプローチ
二次性高血圧の特徴と診断
石田 明夫
1
,
大屋 祐輔
1琉球大学医学部附属病院 第三内科
キーワード:
高アルドステロン症
,
高血圧
,
高血圧-腎血管性
,
高血圧-腎性
,
鑑別診断
,
睡眠時無呼吸-閉塞性
,
腎血管閉塞
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Hyperaldosteronism
,
Hypertension
,
Hypertension, Renal
,
Hypertension, Renovascular
,
Sleep Apnea, Obstructive
pp.391-395
発行日 2014年9月1日
Published Date 2014/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015034348
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
高血圧診療では常に二次性高血圧の可能性を念頭に置く.二次性高血圧の原因としては,腎実質性高血圧,原発性アルドステロン症,腎血管性高血圧,睡眠時無呼吸症候群などが比較的頻度が高い.本態性高血圧と診断して治療を開始したあとも,二次性高血圧の徴候を見逃さないようにし,適切なスクリーニング検査を行う.二次性高血圧の可能性を疑う場合は専門医に紹介する.
©Nankodo Co., Ltd., 2014