特集 最新の高血圧診療:「高血圧治療ガイドライン2019」後の展開
高血圧の成因、分類、疫学 二次性高血圧
成瀬 光栄
1
,
立木 美香
,
中前 恵一郎
1医仁会武田総合病院 内分泌センター
キーワード:
褐色細胞腫
,
高アルドステロン症
,
高血圧
,
高血圧-腎血管性
,
副腎腫瘍
,
傍神経節腫
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
Keyword:
Hypertension
,
Hyperaldosteronism
,
Hypertension, Renovascular
,
Adrenal Gland Neoplasms
,
Algorithms
,
Practice Guidelines as Topic
,
Paraganglioma
,
Pheochromocytoma
pp.461-467
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020230222
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<Headline>1 二次性高血圧は原因診断による特異的治療が必要である。2 腎血管性高血圧、内分泌性高血圧、薬剤性高血圧などが代表である。3 原発性アルドステロン症はスクリーニング、機能確認検査、局在診断後に治療方針を決定する。原則として片側性は副腎手術、両側性はMR拮抗薬を主とする薬物治療である。4 褐色細胞腫・パラガングリオーマは潜在性に悪性であることから、高リスク群で積極的にスクリーニング・診断・治療し、長期の経過観察が重要である。
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