高血圧症 臨床の要点-JSH2014を踏まえたエキスパートからの提言
高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)
島本 和明
1
1札幌医科大学
キーワード:
高血圧
,
EBM
,
診療ガイドライン
,
評価基準
Keyword:
Hypertension
,
Practice Guidelines as Topic
,
Evidence-Based Medicine
pp.367-371
発行日 2014年9月1日
Published Date 2014/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015034344
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)」は,5年ぶりに改訂された.Mindsの方針に沿って,Delphi法による合意形成,AGREEIIによる繰り返しの評価,リエゾン委員による国内他学会ガイドラインとの整合性,次回改訂への課題,COI記載を含む透明性の追求など,多くの特徴を有する,高血圧学会方式ともいうべき方法を採用した.また,実地医家向けのため理解しやすい表現に留意している.JSH2009からの引き継ぎ事項を含む主な変更点46項と,とくに重要な変更点11項も紹介している.
©Nankodo Co., Ltd., 2014