高齢者の感染症はこう診る-外来・病棟から在宅まで
高齢者の感染症の発症様式は若年者の感染症とどのように違うのか
生方 綾史
1
,
川島 篤志
1福知山市民病院 総合内科
キーワード:
感染
,
抗細菌剤
,
病歴聴取
,
理学的検査
,
腎機能障害
Keyword:
Anti-Bacterial Agents
,
Infection
,
Medical History Taking
,
Physical Examination
,
Renal Insufficiency
pp.745-750
発行日 2014年11月1日
Published Date 2014/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015016015
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高齢者診療であっても感染症診療の原則は同じであるが,鑑別診断があがりすぎることがある.病歴聴取・身体所見ともに難渋する一方,バイタルサインや問題となる疾患については意識を高める.病歴聴取・身体所見ともに,患者背景を意識した項目は適切に判断する.高齢者診療における曖昧さを認識し,患者や家族にも説明することを心がける.
©Nankodo Co., Ltd., 2014