消化器がん診療の最前線 適切な診療を行うためのエッセンス
消化器がん診療の新たな展開
伊澤 直樹
1
,
朴 成和
1聖マリアンナ医科大学 臨床腫瘍学
キーワード:
胃腫瘍
,
抗腫瘍剤
,
大腸腫瘍
,
変異
,
erbB-2遺伝子
,
オーダーメイド医療
,
B-raf癌原遺伝子タンパク質
,
Nimotuzumab
,
分子標的治療
,
Rilotumumab
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Mutation
,
Stomach Neoplasms
,
Colorectal Neoplasms
,
Genes, erbB-2
,
Proto-Oncogene Proteins B-raf
,
Precision Medicine
,
Molecular Targeted Therapy
,
Nimotuzumab
,
Rilotumumab
pp.565-570
発行日 2014年10月1日
Published Date 2014/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015008993
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消化器がん領域,とくに胃がんや大腸がんにおいて,新たな分子標的治療薬が開発され,臨床応用されている.がん腫による区分ではなく,分子生物学的特徴を考慮し,治療開発が行われるようになってきている.今後,さらなる分子生物学的な解析が進むにつれて,同一がん腫のなかでもより効果の高い患者に絞った個別化医療の発展が期待される.
©Nankodo Co., Ltd., 2014