2025年を見すえた心不全診療ロードマップ 突破口はどこにあるのか 超高齢者の心不全管理 リアルワールドでの困難へ挑む
超高齢者心不全の慢性期管理
衣笠 良治
1
,
山本 一博
1鳥取大学 医学部病態情報内科学
キーワード:
Adrenergic Beta-Antagonists
,
専門職間人間関係
,
利尿剤
,
包括医療
,
80歳以上高齢者
,
心不全-拡張期
Keyword:
Adrenergic beta-Antagonists
,
Aged, 80 and over
,
Comprehensive Health Care
,
Diuretics
,
Interprofessional Relations
,
Heart Failure, Diastolic
pp.501-504
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014113900
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高齢者心不全を代表する病態,HFpEFは年々増加傾向にあり,超高齢者心不全の慢性期管理の鍵を握っている.HFpEFに有効な治療薬として,β遮断薬carvedilolや長時間作用型のループ利尿薬azosemideなどが期待されている.また,医学的な介入に加え,患者教育や,介護サービスの利用など,包括的な介入が問題解決の鍵を握ると考えられる.
©Nankodo Co., Ltd., 2014