最後までよい人生を支えるには 多死時代の終末期医療 非がんの終末期を支えるには
慢性肝不全
野口 修
1
1青梅市立総合病院 消化器内科
キーワード:
肝細胞癌
,
肝腎症候群
,
肝臓移植
,
認知症
,
ターミナルケア
,
門脈圧亢進症
,
栄養失調
,
肝不全-慢性
Keyword:
Dementia
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Hepatorenal Syndrome
,
Hypertension, Portal
,
Terminal Care
,
Liver Transplantation
,
Malnutrition
,
End Stage Liver Disease
pp.1133-1138
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014056480
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ウイルス肝炎やアルコール性肝障害などの慢性肝障害は,原因治療ができないと緩徐に進行し,肝硬変にいたることが少なくない.非代償性肝硬変にいたると腹水・黄疸・肝がんなどの合併症を発症し,QOLは低下する.多くの場合,数ヵ月から数十年かけて緩徐に進行するが,不可逆的で予後不良の経過をたどる.
©Nankodo Co., Ltd., 2013