不整脈の治療は新時代に-一般臨床医が主役の新しい心房細動診療
《植込み型デバイス治療の最新知見》 デバイス植込み患者において遠隔モニタリングはどのように役立つか
三橋 武司
1
1自治医科大学 循環器内科
キーワード:
テレメトリー
,
人工心臓ペーシング
,
不整脈
,
患者の満足度
,
植込み型除細動器
,
機器機能不全分析
,
外来診療
Keyword:
Ambulatory Care
,
Arrhythmias, Cardiac
,
Cardiac Pacing, Artificial
,
Telemetry
,
Patient Satisfaction
,
Defibrillators, Implantable
,
Equipment Failure Analysis
pp.94-98
発行日 2012年1月1日
Published Date 2012/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012118554
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・植込み型デバイス患者において遠隔モニタリングの有用性は患者、医師ともに時間的節約が可能であること、さらに患者側は経済的節約、精神的安心感なども得られることなどである。・不整脈の発生、心拍変動、患者活動度や胸郭インピーダンスなどの生体情報をより早期に認知することが可能となり、副次的に患者への早期介入治療が可能になりうる。・診療費や機材の保険償還、医療関係者の作業分担、さらに電子カルテとの連動など、インフラがまだ整っていない部分もあるが、今後大いに普及することが予想される。
©Nankodo Co., Ltd., 2012