これからの高齢者医療-診断・治療・予防への対応
《高齢者と地域医療》脳卒中の地域連携パス
大石 知瑞子
1
,
西山 和利
1杏林大学 神経内科
キーワード:
職務満足度
,
リハビリテーション
,
チーム医療
,
患者の満足度
,
多機関医療協力システム
,
地域社会ネットワーク
,
クリティカルパス
,
脳卒中
,
診療報酬
Keyword:
Job Satisfaction
,
Multi-Institutional Systems
,
Patient Care Team
,
Rehabilitation
,
Patient Satisfaction
,
Critical Pathways
,
Community Networks
,
Stroke
pp.1227-1230
発行日 2011年12月1日
Published Date 2011/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012088961
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・脳卒中は本邦の高齢者における国民病である。・脳卒中は医師、看護師、リハビリテーションスタッフ、MSWなど様々な医療スタッフの連携の下に治療を行うべき疾患であり、また脳卒中には複数の医療機関を巻き込んだ長期の加療が必要である。そのため脳卒中治療においては医療パスや地域連携パスが開発された。・脳卒中のパス活用の目的は、(1)医療機関が情報を共有すること、(2)適切な医療機関の選定と適切な医療の提供を可能にすること、(3)患者とその家族、および医療従事者の満足度を向上すること、(4)十分な診療報酬を得ること、などである。
©Nankodo Co., Ltd., 2011