これからの高齢者医療-診断・治療・予防への対応
《高齢者と地域医療》連携のとれた地域医療のあり方
谷口 晋一
1
1鳥取大学 医学部地域医療学講座
キーワード:
高齢者保健医療サービス
,
チーム医療
,
多機関医療協力システム
,
地域社会ネットワーク
,
地域保健医療サービス
,
鳥取県
Keyword:
Community Health Services
,
Health Services for the Aged
,
Multi-Institutional Systems
,
Patient Care Team
,
Community Networks
pp.1214-1217
発行日 2011年12月1日
Published Date 2011/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012088958
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・日本の人口構造は、今後40年程度で高齢化率40%を超える状態になると予想される。・すでに高齢化率40%をこえた中山間地での地域医療は、都市型の分業型医療では対応できず、保健・医療・福祉の連携(総合保健活動)をめざし在宅診療の比重が大きくなってくる。ただし、小さな自治体単位でもこの連携をすすめることは容易ではない。・鳥取県の2つのモデルを参考にして、今後の高齢化に対応できる地域医療のあり方を考えていく必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2011