最新版 糖尿病虎の巻-新時代の糖尿病診療を実践する
Massでみる糖尿病・メタボリックシンドローム 多目的コホート研究(JPHC Study)からみた糖尿病発症と生活習慣
南里 明子
1
,
溝上 哲也
,
野田 光彦
1国立国際医療研究センター 国際臨床研究センター疫学予防研究部
キーワード:
Isoflavones
,
Magnesium
,
Vitamin D
,
飲酒
,
コーヒー
,
コホート研究
,
米
,
食生活
,
食品中のカルシウム
,
ライフスタイル
,
体重変化
,
糖尿病
,
発生率
,
BMI
,
大豆食品
Keyword:
Alcohol Drinking
,
Calcium, Dietary
,
Body Weight Changes
,
Diabetes Mellitus
,
Coffee
,
Feeding Behavior
,
Life Style
,
Magnesium
,
Isoflavones
,
Oryza
,
Vitamin D
,
Cohort Studies
,
Body Mass Index
,
Incidence
,
Soy Foods
pp.599-604
発行日 2011年10月1日
Published Date 2011/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011353490
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・全国11保健所管内の40~69歳の男女約14万名を対象とした「多目的コホート研究(JPHC Study)」で、糖尿病診断の自己申告をアウトカムとして生活習慣との関連を調べた。・女性および筋肉運動をあまり行わない男性において、米飯摂取は糖尿病発症のリスク上昇と関連していた。・大豆製品・イソフラボン摂取は肥満および閉経後女性において、またカルシウム摂取はビタミンD摂取が多い男女において、糖尿病発症との予防的関連を認めた。・喫煙、飲酒、BMI高値、20歳から中年期にかけての体重増加および中年期における体重増加、ストレスは糖尿病のリスク上昇に、コーヒーはリスク低下と関連していた。
©Nankodo Co., Ltd., 2011