最新版 糖尿病虎の巻-新時代の糖尿病診療を実践する
Massでみる糖尿病・メタボリックシンドローム 特定健診・特定保健指導の現状とこれから
水嶋 春朔
1
1横浜市立大学 大学院医学研究科疫学・公衆衛生学
キーワード:
血圧
,
血糖
,
脂質
,
診断サービス
,
リスク評価
,
メタボリックシンドローム
,
腹囲
,
保健指導
Keyword:
Blood Glucose
,
Blood Pressure
,
Diagnostic Services
,
Lipids
,
Risk Assessment
,
Metabolic Syndrome
,
Waist Circumference
pp.595-598
発行日 2011年10月1日
Published Date 2011/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011353489
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・高齢者の医療の確保に関する法律により、2008年度から医療保険者の実施義務となる40~74歳の被保険者・被扶養者を対象とした、内臓脂肪型肥満に着目した特定健診・特定保健指導が開始された。・標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)によって、4つのステップによって健診結果と問診結果によりリスクが階層化され、情報提供、および特定保健指導としての動機づけ支援、積極的支援が実施されている。・2008年度の特定健診の対象者数は約5,190万人で、受診者数は約2,019万人、実施率は38.9%であった。特定保健指導の対象者になった者は19.9%であり、そのうち特定保健指導を終了した者は7.7%であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2011