最新版 糖尿病虎の巻-新時代の糖尿病診療を実践する
個でみる糖尿病 非専門医の1型糖尿病診療
高池 浩子
1
,
内潟 安子
1東京女子医科大学 糖尿病センター
キーワード:
Insulin
,
医師
,
運動療法
,
自己免疫疾患
,
食事療法
,
糖尿病-1型
,
分類
Keyword:
Autoimmune Diseases
,
Classification
,
Diabetes Mellitus, Type 1
,
Exercise Therapy
,
Diet Therapy
,
Insulin
,
Physicians
pp.605-608
発行日 2011年10月1日
Published Date 2011/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011353491
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・1型糖尿病患者のインスリン療法は、生活リズムに合ったインスリン分泌パターンをできるだけ再現することが重要である。そうするためには、患者自身が能動的にインスリン調整できるような能力の育成が重要である。・2型糖尿病と同様な食事・運動療法は必要ないが、どの食品が血糖をどのように上昇させるのか、また運動をするとどのくらい血糖が低下し、どう対応するかという知識は必要である。・地域ごとに医療連携を進め、血糖コントロール不良例、急性・慢性合併症の際にはスムーズに専門施設に紹介できるような環境を整えることが重要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2011