心不全治療の新展開-外科医との共働による新たな治療戦略
《心不全に対する外科治療の新展開》 植込み型補助人工心臓
山崎 健二
1
1東京女子医科大学 心臓血管外科
キーワード:
心臓移植
,
心臓補助機器
,
心不全
,
生存率
,
拍動流
,
薬物反応性低下
,
重症度指標
,
治療成績
,
医療機器承認
,
保険適用範囲
,
Kaplan-Meier法
,
心係数
Keyword:
Drug Tolerance
,
Heart Failure
,
Heart-Assist Devices
,
Pulsatile Flow
,
Severity of Illness Index
,
Survival Rate
,
Heart Transplantation
,
Treatment Outcome
,
Device Approval
,
Insurance Coverage
,
Kaplan-Meier Estimate
pp.87-90
発行日 2011年7月1日
Published Date 2011/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011295255
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●内科的治療に抵抗性で心臓移植適応と考えられる重症心不全患者は補助人工心臓(LVAS)の適応を考慮する。●本年3月より国産植込み型補助人工心臓が承認・保険償還され、全国の植込み実施認定施設にて使用できるようになり、装置装着患者の退院、外来管理が可能となった。●心臓移植が極端に少なく長期間の補助が必要とされる本邦において、今後植込み型LVASは一層重要な役割を担っていくものと思われる。
©Nankodo Co., Ltd., 2011