膵癌診療最前線 新たな抗癌薬により長期生存を目指す
膵癌に対する化学療法 2nd line以降の治療をどうするか
佐々木 隆
1
,
中井 陽介
,
伊佐山 浩通
,
小俣 政男
1三井記念病院 消化器内科
キーワード:
Leucovorin
,
抗腫瘍剤
,
膵臓腫瘍
,
治療成績
,
Gemcitabine
,
Irinotecan
,
Oxaliplatin
,
TS-1
,
生存期間
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Leucovorin
,
Pancreatic Neoplasms
,
Treatment Outcome
,
Oxaliplatin
,
Irinotecan
,
Gemcitabine
pp.716-719
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008338461
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切除不能膵癌に対する標準的な一次治療はGEM(gemcitabine)単剤治療であるが、さらなる治療効果を求めて、さまざまな併用療法が試みられている。わが国では、TS-1を用いた治療が積極的に行われており、GEMとの併用療法(一次治療)や、GEM不応例に対する二次治療として頻用されている。GEM、さらにはTS-1が不応となった場合の治療として確立された治療法はなく、エビデンスの確立が急務となっている。
©Nankodo Co., Ltd., 2008