脳血管障害最前線 Time is brainの時代を迎えて
急性期脳血管障害の治療 急性期治療の現場 stroke care unit
井口 保之
1
,
木村 和美
1川崎医科大学 脳卒中医学
キーワード:
集中治療
,
神経症状
,
チーム医療
,
EBM
,
時間因子
,
脳卒中
,
カンファレンス
,
静脈内投与
,
専門看護師
,
ドクターヘリ
,
Stroke Care Unit
Keyword:
Neurologic Manifestations
,
Nurse Clinicians
,
Patient Care Team
,
Time Factors
,
Evidence-Based Medicine
,
Stroke
,
Administration, Intravenous
pp.872-875
発行日 2008年5月1日
Published Date 2008/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008196528
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脳卒中専門病棟(stroke unit、もしくはstroke care unit)の整備は、急性期脳血管障害患者の受け入れ体制を構築し、さらに超急性期脳梗塞に対する経静脈的線溶療法を実施するうえで、必須である。stroke unitは、多職種からなるチーム医療によって構成されている。stroke unitの有効性は、欧米を中心にエビデンスが確立されている。「発症から来院までの時間短縮」、および「来院から治療開始までの時間短縮」を目的として、急性期脳血管障害患者の受け入れ体制の整備を進める必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2008