治療可能な病態COPD 診療の実際と展望
薬物療法以外のアプローチ NPPVによる人工呼吸療法
田畑 雅央
1
,
木村 啓二
,
佐藤 京子
,
黒澤 一
1秋田県厚生農業協同組合連合会平鹿総合病院 呼吸器科
キーワード:
死亡率
,
不眠症
,
マスク
,
チーム医療
,
EBM
,
診療ガイドライン
,
病勢悪化
,
ランダム化比較試験
,
非侵襲的陽圧呼吸
,
肺疾患-慢性閉塞性
,
不快症状
Keyword:
Sleep Initiation and Maintenance Disorders
,
Masks
,
Mortality
,
Patient Care Team
,
Randomized Controlled Trials as Topic
,
Practice Guidelines as Topic
,
Evidence-Based Medicine
,
Disease Progression
,
Pulmonary Disease, Chronic Obstructive
pp.314-319
発行日 2008年2月1日
Published Date 2008/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008110812
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COPD急性増悪時の換気補助療法は、非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)が第一選択である。COPD急性増悪時の換気補助にNPPVを使用することにより、挿管率、死亡率は減少する。慢性期COPDに対してもNPPVは有効であるが、急性期COPDのように明らかなエビデンスを形成するまでにはいたっていない。NPPVの導入には多職種のチーム医療が必要不可欠であり、医療スタッフの育成が急務である。
©Nankodo Co., Ltd., 2008